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健康ひとくちメモ

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2014/06/09

ひとくちメモ第5話 炎症(その2)

私が、この仕事に入ったとき、最初に興味を覚えたのが「炎症」という生体反応でした。
「痛みはなぜ起こるの?」
「炎症とは何?どうして起こるの?」
と聞かれますと、分かっているようでよく分かりません。
また、痛みは、脳が認識して初めて「痛い」と感じると言われますが、痛みを感じなければ、あるいは痛みがあっても我慢をしたり、「こんなことぐらいで医者にはかかれない。」と、なかなか「治そう」と言う気にもなれません。
反対に痛みが強いと、「気力」そのものを根底から奪い尽くすことにもなりかねません。

炎症とは、生体が何らかの有害な刺激を受けた時に起こる防御反応のことを言っていますが、私はまだまだ入り口のところで右往左往していて、立ち往生しただけのようです。
もっともっと調べてみたいですね。

私が、興味を抱いた頃には、発赤・熱感・疼痛・腫腸という徴候を「炎症の四徴」と言うんだと教えられていましたが、最近はというと、「機能障害(喪失)」を加えて「炎症の五徴」と言われているんですね。
前々回、前回のひとくちメモは、痛みを発する物質があり、またそれを増強する物質もあり、それぞれセロトニンやヒスタミンなどと言う発痛物質、プロスタグランジンという発痛増強物質というものがあることについて触れさせてもらいました。

前回の繰り返しになりますが、まとめてみますと…
●炎症の五大徴候

  • 発赤:血管の拡張による。
  • 熱感:血管の拡張による。
  • 疼痛:内因性発痛物質や、pHの変化による。
  • 腫腸:血管透過性の亢進による。
  • 機能障害(喪失):上記の各種変化および肉芽形成による。

 

●原因別に見てみると

  • 生物学的因子:病原体による感染(細菌、ウイルスなど)によるもの。
  • 物理的因子:(外傷、火傷、凍傷、放射線、紫外線)などによるもの。
  • 化学的因子:(強酸、強アルカリ、その他の有害物質)などによるもの。
  • アレルギー反応によるもの。

 

●経過別に見てみると

  • 第一期:局所に炎症の原因が加わると、化学的伝達物質が活性化し、血管の拡張、血管透過性の亢進が起こるというもの。
  • 第二期:第一期の血管障害に引き続いて、白血球の遊走、粘着、浸潤が起こるというもの。
  • 第三期:繊維芽細胞の増殖、血管新生をはじめとする結合組織の増殖が起こり、肉芽の形成期となります。また、繊維化から瘢痕化へと進むというもの。

 

●部位別に見てみると
神経性のもの、関節性のもの、筋肉性のもの、代謝性のもの、虚血性のものがあります。
また、痛みには、自律神経の交感神経が大きく介在することが言われていて、特にストレスと痛みは密接不可分の関連があるように言われます。

■炎症細胞というもの
炎症の起こる場所に集まって、主役を演じる細胞を炎症細胞と言うそうです。
この炎症細胞には、好中球などのように主として急性期に見られる炎症細胞や、リンパ球やマクロファージのように慢性期に見られる炎症細胞とがあると言われます。

次回第6話は【発痛増強物質、プロスタグランジン】について紹介します。

2014/05/10

ひとくちメモ第4話 炎症について

もしもあなたが、ケガなどの外傷性のものであったり、普段通りの生活で、何かの拍子に「痛っ~。」と思われることがあると思います。そのような時、その部分をよく観察してみてください。
きっとその部分は、熱くなったり、赤くなったり、痛みがあったり、腫れていたりというようなことが起こっています。
このような、熱くなったり(熱感)、赤くなったり(発赤)、痛みがあったり(疼痛)、腫れていたり(腫腸)する、これらの四つの症状を、「炎症の四徴」と呼んでいます。

このようなことは、「自らの体を自らで修復する。」という、人間が本来持っているメカニズムであって、生きていくうえで欠くことのできない生体反応ですので、ちょっと触れていただければうれしいです。

炎症とは、初期の段階では、まず、ヒスタミンやセロトニンといった痛みの物質(発痛物質)が、肥満細胞や血小板から放出され、短時間で、一過性的に血管を収縮させるといわれています。続いて、炎症が起こっている部分(局所と呼びますが、細動脈、細静脈及び毛細血管)の血管を拡張させ、血流を増加させて、『熱感』や『発赤』を生じさせます。

また、血管内皮細胞の筋肉繊維であるアクチンが収縮しますので、血管の透過性が亢進され、そうすると、血管内皮細胞の隙間は広がり、血液中からは、白血球が局所に浸出されます。血漿などの防御因子を、局所に漏出させることから、『腫腸(浮腫)』が生じるといわれています。

さらに、血管内皮細胞の破壊に伴い、血液凝固の因子が活性化され、血管透過性がさらに亢進して、『疼痛』が生じます。くわえてこれらの発痛作用を増強する、プロスタグランジンという物質も産生され、疼痛が増強、痛みが持続するといわれています。

カゼなどで、体内に炎症が起きた時、血液凝固を促進させ、血管内を閉塞させて、局所の酸素濃度を低下、病原体の増殖を抑制したり、全身に拡散しようとする病原体を、局所に隔離し、押しとどめようとするそうです。また、毒素などが全身に拡散しないようにもするそうです。
なお、発熱は、内因性発熱物質により、視床下部の血管内皮細胞が、プロスタグランジンを産生、起こります。これは、生体が、患部で、プロスタグランジンなどを産生、患部の血流を増加させて、『治癒』を促進させようとする反応といわれています。

次回第5話も炎症について紹介します。

2014/04/14

ひとくちメモ 第3話 痛みをおこす物質(発痛物質)

損傷した組織、および炎症部位に浸潤した白血球や肥満細胞、マクロファージなどから放出される生理活性物質で、これを炎症メディエーターといっています。
痛みを引き起こす物質(発痛物質)のことで、ブラジキニン、セロトニン、ヒスタミン、アセチルコリンなどがあります。

その中でブラジキニンが、最強と言われるのですが、これは、ブラジキニンが最も強力にポリモーダル受容器というところを感作し、これが電気信号へと変換され、脊髄から大脳皮質へ伝えられるからです。
ポリモーダル受容器とは、侵害受容器のひとつで、痛みを感じる主な感覚器官です。
機械的、化学的および刺激熱のいずれにも反応します。

また、プロスタグランジンはブラジキニンによる発痛を増強させます。
組織が損傷を受けた時、酵素の作用によってプロスタグランジンが生成されます。
このプロスタグランジンの作用によって引き起こされる「痛み、熱、腫れ」等の症状が引き起こされる現象を「炎症」といいます。
一方、組織損傷時に血漿から遊離したブラジキニンは、知覚神経を興奮させることにより、痛みを発生させます。
プロスタグランジンは、ブラジキニンと比較して直接的な発痛作用は弱いのですが、ブラジキニンによる発痛を増強させます。
このように「痛み」は両者の「関わり」から起こります。

第4話は、「炎症」についてご紹介します。

2014/03/25

ひとくちメモ第2話 痛みの悪循環

 痛みは、「悪循環する」ということも知っておいていただきたいですね。
短期間で消失する急性の痛みであっても、適切な治療をせずに放置しておきますと、痛みの悪循環という状態を引き起こして、痛みが慢性化する場合があります。痛みが起こりますと、自律神経の交感神経が緊張し、その部分の血管が収縮します。
また同時に、運動神経も興奮し、筋肉の緊張が起こります。この両者によって血行が悪くなり、痛みを起こす物質(発痛物質)が発生します。通常、このような交感神経の反応はすぐに治まるため、血管の収縮は元にもどり、血行は改善されます。
しかし、痛みが適切に治療されずに放置され、何らかの原因で痛みが長く続きますと、血管を元にもどす正常な反応が起こらなくなり、血行の悪い状態が続きます。血行が悪いと、血液にのって細胞に運ばれるはずの酸素が不足し、組織が虚血状態になり、発痛物質が発生して、元の痛みに、さらに新たな痛みを追加するという状況を作り出します。
また、これらの発痛物質は、血管を収縮させる性質を持っているため、再び血行を悪化させ、発痛物質をさらに発生させる・・・という「悪循環」を引き起こします。
この悪循環におちいると、症状は慢性化していくことになります。この悪循環を断ち切るためには神経ブロックなどが用いられることになりますが、もともとの原因である痛みがなくなっても、この痛みの悪循環が残っていると、痛み自体をなかなか取り去ることができなくなります。そのためには、痛みの悪循環によって慢性化する前に、適切な治療を行うことが必要です。
私たちは、「痛み」を我慢することが美徳であるかのように、長年にわたって教え込まれてきましたし、その影響で、今でも多くの方はそのように思い込んでおられます。痛みを耐え忍ぶのではなく、早め早めの治療が大切ということです。

第3話は、痛みをおこす物質(発痛物質)について紹介します。


2014/02/05

ひとくちメモ第1話 「痛み」について

体は、傷ついただけでは痛いという感覚は起こらないと言われています。
切り傷、火傷、打撲などにより、体が刺激を受けると、「体が傷ついた。」という情報が発生し、その情報は電気信号に変換され、神経を伝って脳に届きます。
脳がその情報を認識して、初めて「痛い」と感じるといわれています。

脳は、痛みを感じ取ることで、体に何らかの異変が生じていることに気づきます。この痛いという感覚がなかったら、危険を察知することも出来ないでしょうし、回避することも出来なくて、再発するということも出てきます。
すなわち、痛みは、私たちが「生きていく」ための大事なサインであり、生命活動にとって必要欠くべからざるものなのです。

痛みは、大きく次の3つに分けることが出来そうです。

・炎症や刺激による痛み…
ケガなどをしたときの痛みです。ケガをするとその部分に炎症が起こり、痛みを起こす物質(セロトニン、ブラジキニンなど)が発生します。この物質が末梢神経にある「レセプター」といわれる受容器たんぱくに結びついて、刺激するためといわれています。

・神経性の痛み…
何らかの原因により神経が障害され、それによって起こる痛みです。
坐骨神経痛などによる痛みで、傷や炎症などが見えないにもかかわらず、痛みがある場合には、神経が障害され、それが原因となっていることがあります。

・心理・社会的な要因による痛み…
不安や社会生活で受けるストレスなど、心理・社会的な要因で起こる痛みです。

第2話は 痛みの慢性化について紹介します。
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